2022年春のイベントまとめ

名古屋コミティア

コロナ以降初のイベント参加。何を用意すればいいのかほぼ忘れていたので思い出しながらの準備でした。
車で行こう
今回は車で搬入しようと決めていたので、全部持っていけばいいかと軽く考えて荷造りしてしまいました。しかし、実際に運ぶのは自分一人のため、駐車場を何往復かしてめちゃくちゃしんどかったです。車を使おうが宅配便を使おうが、1人で動かせる範囲の物量にするのが大事です。
初導入・スライドショー
今回はPCを持ち込んで、お品書きやあらすじなど説明したいことを全部詰め込んだスライドショーを流してみました。困ったのはバッテリー。途中で切れてしまうので、何か手立てが必要とわかりました。今回は、うまく動かなかった時のために紙も用意してあったので、後半はそれを活用しました。
他にもデジタル活用
お会計のメモも、あらかじめ関数を入れておいたスプレッドシートを用意しました。(今までは手書きで後日エクセルに入力)ただ品物を出してお金を受け取って…とやっていると入力まで手が回りません。タブレットを見せながら会計を…と当初考えていましたが、お買い上げいただいた後に控えとして入力する流れになりそうです。
 
あまりにいっぱいいっぱいで、他を見て回る余裕がありませんでした。あれもこれも何とかせねば(5月に3回イベント参加するのが決まっていたので)と考えながら、また駐車場までめっちゃ荷物を運んで帰宅したのでした。
 

コミティア

東京のコミティアは参加経験がなく、いつか行きたいと願っていたイベントでした。意気込んでいたはずなのですが、設営の備品をいくつか忘れてきてしまい、いきなりつまずきます。バッテリーも準備していきましたが、接続に失敗してうまくいかず…
忘れ物
スペースに置く見本には簡単な内容紹介やキャッチコピーの載った帯が巻いてあります。書店の陳列を参考に作ったものですが、これをまるっと忘れてきました。タイトルだけだと中身が想像しにくいものが多いので必須なのですが、荷物を開けて無いことに気づき血の気が引きました。
企業スペースと設営グッズ
既刊も増えてきて、どう設営するといいのか悩んでいたところに今回の忘れ物で、ちょっとでも気にしてもらえるようにするにはどうすれば…と考えていたところ設営グッズを置いている企業さんが!(確か額やフレームの会社さんでした)画材だけでなくそういうものもそろえているんだな、需要があるからな、と感心して見てしまいました。(ちょっと大きかったので購入するのは見送りました)さすが東京のコミティアは企業ブースが多くて、興味深く見て回りました。
「短編ってありますか?」
名古屋でも受けた質問です。現在一番短いのは『ウィークエンド』で30Pくらい。それが短編認定されなかったら、ないんですね短編…。もっと余裕があったらいろいろ書けるかも…書きたい気持ちは…いやお約束はできませんけど…。
 
コミティアで買ったおさんじさんのクッキーがおいしかったです。ビッグサイトなのでコミケみたいなのかと思ってましたが、ちょっと雰囲気が違います。でも規模がすごく大きいので全部見て回るのは結構大変ですね。とにかく忘れ物が!悔やまれました。
 

関西コミティア

文学フリマには絶対に参加するつもりでいたので、関西コミティアに出るかはちょっと迷ったのですが(2週続けての遠征になるため)過去に既刊2冊しか見本誌提出していないので出ることに決めました。そして設営のリハというか、もっと見てもらえるような工夫を施したい…経験を積みたい…という狙いもあり。ただ2週連続だと荷物の搬入が大変だとわかったので今後はよくよく予定を考えて参加を決めます。
設営のリベンジ
いきなりいろいろ買うのはうまくいかなかった時に残念なので、100円ショップで使えそうなものがないか探しました。スマホスタンド・値札立て・ディッシュスタンドを購入。平置きではなくとにかく立てていく、という方針です。値札も今まではマスキングテープで敷き布に貼っていましたが、不安定なので値札立てを導入しました。かなり改善された!…のですが荷物が増えました。
アクリルスタンド
感染対策で、イベント側がスペースの境に飛沫防止のスタンドを立ててくれていました。(倒れないかちょっと怖かった)せっかくなのでこの側面にお品書きを貼ってみました。(NG行為だったかもしれません…帰りにきちんとはがしました)今までポップ・ポスタースタンドは導入を考えてみたこともなかったのですが、やっぱり目線の高さにお品書きがあるのはいいなぁとこのとき感じました。いつも机の前面に貼っているのですが、内容を読もうとするとちょっと難しいんですね。スタンドはイラストメインのポスターのためのもの、と思って見向きもしてませんでしたが、ここから「一回探してみて考えよう」と思い直すのでした。
ん?
そもそもコミティアはマンガ・イラスト中心のイベントです。小説は少数派。でも今回は当社比でとてもお立ち寄りが多かったです。びっくりです。設営を工夫した成果でしょうか?小説が読みたいと思ってくれる方が多かったんでしょうか?とてもうれしかったです。
 
今までのイベント参加経験を通してもなんかすごく人が来てくれた感じでした。次のお話をがんばって書こう、としみじみ思う帰り道でした。
 

文学フリマ東京

小説サークルとしては本命のイベントと言いますか、小説を読みたいと思う人が中心に集まるのでここで手ごたえを感じられるといいなと思って参加しました。予想していた結果とは違いましたが、どんなものを気に入ってもらえるかは予想できないのだ、と思い知りました。
真夏日の予報
雨だと移動が大変なので晴れて欲しいと願っていましたが、まさかこんな暑い予報になるとは。とりあえずお茶をちゃんと持って…くらいにしか対策していませんでした。室内はきちんと冷房が効いていたので過ごしやすくてよかったと思いましたが、若干の頭痛があったのでやはりダメージを食らっていたのかもしれません。
混雑
かなり広い会場でサークル数も多いとは聞いていましたが、設営後トイレに出たときに見た入場待機列が凄まじく長くて、びっくりしました。とても人気の作家さんでもいるのかと…でもそれだけであの人数は…。開場しても、自分のスペース周辺はそんなに人が来なかったので実感がなかったのですが、買い物のために歩いたときにめちゃくちゃ混みあってる通路が多くてやばかったです。一般参加の方にとっては、ゆっくりじっくり見て回る、には少し難しい状況だったかなぁと思います。
まさかの手帳お買い上げ
昨年作った手帳。面白半分に置いてるんですが、たまーーーーーに「これ何ですか?」と聞かれるくらいなので、もう持ってくるのやめようと思っていました。重いし。そしたら、何と、欲しいと言ってくださる方が!!!!!ワケアリ商品だし、めちゃくちゃページ多いし、重いし、3回くらい「本当にいいんですか?」と聞いてしまいました。表紙をお気に入り下さったそうです。確かに表紙はいい感じに作りました。自分でも(ある意味中身よりも)力が入った出来だと思ってます。うわーーーありがとうございます。
 
正直、意気込んで参加した割になかなかお立ち寄り頂けなくて、少しさみしい気持ちで終わろうとしていたイベントでしたが、逆転ホームランのような出来事で締めくくられました。どんな本でも隅から隅まで納得のいく内容にしていれば、どこかの誰かが「そこが好き」と言ってくれることがあるんだなぁとしみじみ思いました。